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〜鶴岡八幡宮〜 地図
鶴岡八幡宮は康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り源氏の氏神として由比ケ浜辺にお祀りしたのが始まり
です。その後、源頼朝現在の地に八幡宮を移し祀り、建久2年(1191)には鎌倉幕府の宗社にふさわしく上下両宮の現在
の姿に整えました。建久3年(1192)には、征夷大将軍となり、鎌倉幕府を設立しています。
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大銀杏
三代将軍実朝公を殺めるために公暁が隠れていたところ(隠れ
銀杏ともいう)といわれ、800年の長い歴史を見つめてきた御神
木です。
大石段
61段の石段。この上からは、鎌倉の街を一望できます。
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本宮(上宮)
應神天皇・比賣神・神功皇后をお祭りする当宮の中心となるご社殿です。若宮(下宮)とともに国の重要文化財に指定されており、年間を通じて様々な祭事が奉仕されています。 |
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若宮(下宮)
「大工の曳き馬事件」
養和元年(1181)、鶴岡八幡宮若宮宝殿の上棟式が行
われました。頼朝は工匠の馬を引いてくる役を義経にも命
じましたが、義経はそれを断ります。頼朝はこれを強くとが
め、皆の前で義経を叱ったとされています。
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若宮(下宮)
「大工の曳き馬事件」は義経の悲劇の発端とも言われている。
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舞殿全景
吉野で捕らえられた静は、文治2年(1186)鎌倉に護送さ
れました。当時都一とうたわれる白拍手であった静は舞の
名手だということで頼朝の命をうけ鶴岡八幡宮で舞を奉納
しました。義経を慕う曲を歌ったので頼朝の怒りをかってし
まいますが、北条政子のとりなしでその場は収まったとさ
れています。
*白拍手とは
平安末期から鎌倉時代にかけて行われた歌舞で、女性が
男装して歌いながら舞う芸能。これを行う舞姫のこともい
う。 |
静の舞
義経を慕い舞い踊る静
800年過ぎた今も語り承がれています。
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舞殿
静御前が義経を慕い、心を込めて舞ったところで、下拝殿
とも言います。
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毎年4月の鎌倉まつりでは、静の舞を奉納されます。
今年(2005)は4月10日です。
舞を奉納したときの義経を慕う曲
”吉野山峰の白雪踏みわけて
入りにし人のあとぞ恋しき
静や静しずのおだ巻きくり返し
昔を今になすよしもがな”
義経と静の出会いは平家追倒直後の文治元年(1185)で義経
は英雄と名を馳せ、静が白拍子として絶頂期を迎えていた頃。
義経27才。静15才といわれています。しかし、義経と静が一緒
に過ごした年月は1年とわずかでした。
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静の子供が埋められた由比ケ浜
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義経は頼朝の追ってから逃れるために、静も同行させていたが、それも困難になり京に帰すが敵に捕まり鎌倉に送還されてしまう。その後、義経の子を宿していることがわかり、生まれた子が男子だったために、即日「由比ケ浜」に埋められました。
子を取り上げられる(満福寺の襖絵より)
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*義経とその兄弟達
義平
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朝長
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頼朝
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義門
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希義
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源義朝--範頼
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| |-全成(今若)
|-------------|-義円(乙若)
| |-義経(牛若)
| 平清盛
| |------廊の御方
常盤御前
|------能成
藤原長成
常盤御前は源氏、平家、さらに藤原氏の子を生んでいる。一見変わり身が早いように見えるが、戦乱の世を生き抜くためには、自らの美貌を武器に、このような手段を使うほかなかったのだろう。
(参考資料:源義経99の謎と真相より)
鎌倉時代の主な人物リンク
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*義経は三つの名前がある。
牛若丸 −7歳まで(幼名:通常は元服するまで)
遮那王 −16歳まで(鞍馬寺から姿を消すまで)
源九郎義経−元服後
*主な合戦
●石橋山の戦い(治承4年・1180年)神奈川・小田原市
源頼朝敗北、安房へ逃れ、鎌倉入り。
●富士川の戦い(治承4年・1180年)静岡県
頼朝は黄瀬川に本陣をひく。
平氏軍は水鳥の羽音に驚いて戦わず敗走
●宇治川の戦い(元暦元年・1184年)京都・宇治市
木曽義仲討伐
●一の谷の戦い(元暦元年・1184年)神戸市
源平合戦1 リンク
●屋島の戦い(元暦2年・1185年)香川・高松市、牟礼町
源平合戦2 リンク
屋島の戦い(Kenのフォトサロン)
屋島源平合戦の史跡を巡る リンク
●壇ノ浦の戦い(元暦2年・1185年)山口・下関市
源平合戦3 リンク
平氏滅亡。
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■参考資料
フリ−ペ−パ−「おしえて鎌倉」
リビング湘南
源義経99の謎と真相
■義経を記した主な書物
吾妻鏡
義経記
平家物語
平治物語
源平盛衰記
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■参考サイト
義経物語
NHK大河ドラマ義経攻略サイト |
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